Personal charms
この個体に出会ったのは1年前。
昨年末だった。
タンナーの手元で、出会った。
原皮ながら獰猛としか思えない。
言葉にできない迫力。
そんな出会いから、約半年が過ぎ
今年の春に皮革が仕上がる。
まさに、この個体ならではの凹凸。
怖さも兼ね備え、見るものを圧倒。
関係者はみな、魅了された。
個体の魅力を全ての部位に残そう。
ハンドルにも魅力を纏うことに。
全て手縫いでハンドルを仕上げる
ことにした。
それはそれは
職人泣かせの皮革の硬さと
仕上げの難しさ。
職人の格闘の中から生まれた作品は
個体の表情の豊かさを留めている。
深い思い出となるSlimpoterB4croco
が、新たなLeather Handleを纏い
オーナーの元へ。
Photographer : Kei SUGANO
撮影場所:横浜みなとみらい
※1世紀前の夜空とともに
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