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Sonic Boom

超音速で飛行する物体が上空を通過した際に、何かが爆発したような2つの不連続な音が観測される。


2つの音のうち、最初の音は飛行体前方で発生した衝撃波(マッハコーン)によるもので、2つ目の音は物体後方(スペースシャトルの場合は垂直尾翼)で生じた衝撃波で生じる。


機体の大きさや質量によって聞こえ方も変わるためこの2つの音を区別するのが難しく1回しか聞こえない場合もあるが、スペースシャトル帰還時に聞こえる音ははっきり2つに別れて聞こえる。


このソニックブームを波形にすると、ラテン文字の「N」の字の形になるため、N-ウェーブと呼ばれる。


1960年代には、高高度を飛行すれば衝撃波は減衰し、地表でソニックブームは発生しないと楽観視されていた。しかし、ノースアメリカン XB-70 が高度約21,000m(音が到達するまで、約1分の距離)を飛行した際、地上で強力なソニックブームが観測され、減衰度は従来の予想よりもはるかに小さいことが判明した。


この結果が、技術的には充分可能な超音速旅客機超音速輸送機の実用化を妨げる要因となっている。コンコルドは洋上の高々度でのみ超音速飛行が許されていたが、やはり大西洋上を航海中のクルーズ客船でソニックブームが観測されている。


見るものに与える衝撃波もあることが分かっている。


既成概念を超えて創られ、知るもののみが所有する喜びと素材が持つ艶やかさ。


どことなくTimelessなStyleから見るものを魅了するAEROCONCEPT 。


SUGANOは、衝撃波を見えるカタチで創り続ける。


出典 : Wikipedia

Photographer : Ralph Entwurf



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