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Artisan Createur

 

1970年台に南仏・スイスで過ごした青年は、現地での日々の生活の中で人々の生活・価値観・習慣を、食べる・見る・暮らすで絶対的な価値を身につけた。

 

何気ない日常の場面で、スケッチも母から絵を描くセンスを伝授され、植物・昆虫を観察する。

 

みる。見る。観る。徹底して観る。そして描く。

 

この繰り返しのなかで物事をみるセンスは磨かれた。

 

母の趣向でリビングにはアンティークとの生活が日常であった。

 

照明は10w前後のキャンドルにも似た明るさが標準。

 

そんなBunkaとなるLifestyleがSUGANOの原点。

ものを作る目的ではなく、自然と身に付けた才能であった。

 

植物・風景を見る観察力がその後の人生の岐路で絶大な能力として発揮されるとは、彼もその時点では気付いていない。

 

そんな体験を続け、時代を経て帰国を果たす。

 

3代目の社長として工場経営を引き継いだ。

その時、時代が大きく変わろうとしていた。

全世界的な潮流に日本全体が巻き込まれる。

 

待ち構えていたのは、市場縮小と会社の淘汰。

 

本人すら気付いていない能力を、この後、彼は発揮することとなる。

 

彼が体験したlifestyleは、先代にないセンス・趣向・能力を与えていた。

Illustration : K. SAKUMA

自分の創りたいものを作ってみよう。

その時、自然とスケッチを描き始める。

 

それは青春時代に体験した生活・見た品々を原点に今までに無い自分が欲しいモノ創り。

繊細なスケッチを描き始める。

 

関係者にも無かった描き出す才能。

見るものをワクワクさせる描写。

 

この才能とAERO CRAFT Technorogyとの融合で出来上がるAERO CONCEPT。

 

彼は、現在も新たな作品創りの場面で、スケッチを描き可視化を続けている。

 

Creatorの証。

まさにAERO CONCEPT原動力。

SUGANOの「遊び心」の原点だ。

想像を超えたものづくりの原点がここにある。

菅野敬一 イメージ
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